駅弁の日
画像: AI生成

4月10日は「駅弁の日」。毎年この日になるとSNSで話題となるのは、春の行楽シーズンと記念日が重なり、「桜を見ながら駅弁を食べたい」「旅に出たい」という気持ちが高まるからだ。

「駅弁の日」は1993年に日本鉄道構内営業中央会が制定し、2024年に日本記念日協会が認定・登録した記念日。日付の由来がユニークで、4月は行楽シーズンで駅弁の需要が増えること、「弁当」の「とう」から10日、さらに数字の「4」と漢数字の「十」を合成すると「弁」の字に見えることから4月10日に定められた。

今年も各地でさまざまな企画が展開されている。崎陽軒は4月10日当日、直営店舗で春のイチ推し駅弁の購入者に「箸休めカード」1枚をプレゼントする記念企画を実施。対象製品は筍ごはんや三崎産マグロの生姜煮、シウマイ、小田原蒲鉾などを詰めた「春のかながわ味わい弁当」(1,200円税込)だ。仙台駅エリアでは4月10日から14日にかけて「駅弁の日記念・駅弁まつり」が開催される。また、お弁当の淡路屋は「ウルトラマンひっぱりだこ飯」の一般販売をこの日からスタートさせた。

駅弁の歴史は古く、日本初の駅弁は1885年(明治18年)7月16日に栃木県の宇都宮駅で販売された。内容はおにぎり2個とたくあんを竹の皮に包んだシンプルなもので、宇都宮は「駅弁発祥の地」とも呼ばれている。

SNSでは「東京駅で駅弁を買ってお花見デートをしたい」「車窓から桜を眺めながら食べる駅弁は格別」といった投稿が多数見られ、春の季節感と旅情が重なる記念日として毎年定着している。駅弁の日を機に、旅先の味を楽しんでみてはいかがだろうか。