ahamo
画像: AI生成

NTTドコモの前田義晃社長が会見の質疑応答で「ahamoだけ通信速度が遅いということはない」と発言したことが、2026年5月8日にSNSで一気に拡散し、「ahamo」がトレンド入りした。

発端は、SNS上で以前から広まっていた「ahamoのネットワークだけ速度が遅い」という噂だ。記者から「ahamoのネットワークだけ遅いということはないか」と質問された前田社長は、これを否定したうえで「あの噂はなんとかしたい」と本音を明かした。

しかし、この発言はユーザーの怒りに火をつける結果となった。「ahamoだけが遅いのではなく、ドコモ回線全体が遅い」という反論がXに殺到。「ahamoだけ遅いということはない=ドコモ全プランが遅い」という皮肉な読み替えが広まり、社長の発言が通信品質への不満を可視化させる形になった。「言い訳にすらなっていない」「docomoもahamoも遅すぎる」「噂をどうにかする前に品質改善をしてほしい」といった声が相次いだ。

ahamoは月額2,970円(税込)で30GB・国内通話5分無料というオンライン専用プランで、契約者数は600万人を超えている。コストパフォーマンスの高さから人気を集める一方、通信速度への不満を抱えるユーザーも多く、UQモバイルやpovoへの乗り換えを実行・検討する声も今回の騒動で多数投稿された。

一部のユーザーは「ahamoユーザーはMNP経験が豊富で他社回線と比較できるため遅さに気づきやすい」という分析を投稿しており、本家ドコモユーザーとahamoユーザーの体感差についての議論も起きている。また、「噂をどうにかしたいと言う暇があるなら通信品質を改善してほしい」という声は多くの共感を集めた。

今後、ドコモが通信品質の改善策を具体的に示せるかどうかが注目される。社長発言をきっかけに可視化されたユーザーの不満が、契約者の流出につながるかどうかも焦点となりそうだ。