マルゲリータ
画像: AI生成

2026年4月12〜13日、「マルゲリータ」がXでトレンド入りした背景には、複数の出来事が同時期に重なったことがある。

最も大きな要因のひとつが、ピザーラが実施中の「#ピザーラクォーター」キャンペーンだ。ユーザーが好きなフレーバーを4つ選んで投稿するこのキャンペーンで、マルゲリータは圧倒的な頻度で選ばれており、4月13日朝の時間帯だけでも数十件の投稿にその名が登場した。「1位マルゲリータ2位マルゲリータ3位マルゲリータ4位マルゲリータ」という投稿が象徴するように、定番フレーバーとしての絶大な人気が改めて可視化された形だ。

また、テレビ番組「ジョブチューン」でピザハットのマルゲリータが審査を受け「不合格」という結果になったことも、4月12日の投稿で話題になった。「まさかのマルゲリータピザ不合格」という反応がXに投稿されており、視聴者の間で驚きが広がった。

ニュースとしては、冷凍ピザブランドのスタイルブレッドが4月10日に人気商品「ピッツァ・マルゲリータ」のリニューアルを発表・報道されており、これも関心を高める一因となった可能性がある。

食の雑学としての側面も見逃せない。マルゲリータピザの名前の由来として「1889年6月11日、イタリア王妃マルゲリータがナポリを訪問した際、ピザ職人が献上したピザが起源」というエピソードが複数の投稿で共有された。一方、近年の研究ではこの「王妃への献上が由来」という物語は作り話の可能性が指摘されており、歴史の真偽をめぐる雑学的な会話も盛り上がりを見せた。

さらに、一部の飲食店が越谷アルファーズ対秋田ノーザンハピネッツのバスケットボール試合放映に合わせてマルゲリータを提供している投稿もあり、スポーツ観戦との組み合わせという文脈も加わった。シンプルな素材ながら「食わず嫌いだったが毎週食べるほどハマった」という体験談が共感を呼ぶなど、食体験の共有という日常的な側面も重なり、多角的にトレンドを形成した。