2026年4月18日、「ドロシー」というキーワードが全く異なる3つの文脈で同時にトレンド入りするという珍しい現象が起きた。
まず最大の盛り上がりを見せているのが、スマートフォンゲーム「勝利の女神:NIKKE」の「輝けNIKKE3周年半」イベントだ。このイベントでNIKKEのキャラクター「ドロシー」のアイドル衣装が新たに実装され、「突然アイドルコスチュームが実装される」「3周年でエデンがボロボロだったのに今度はアイドルになってる」といった驚きと喜びの声がSNSに溢れた。ドロシーはピルグリム陣営・インヘルト部隊所属のSSRキャラクターで、2023年4月27日に実装された人気キャラクター。イベント会場にドロシーのコスプレで参加するファンも多数おり、コスプレ写真やファンアートの投稿が相次いでいる。
次に、音楽バンド「桃色ドロシー」が4月17日に渋谷Spotify O-crestで開催された「AFTER SQUALL pre. THE CHAOS FUTURE」に出演し、ライブ翌日にかけて感想投稿が集中した。「全身全霊汗だく」「マジで酸欠!危ない!」「あたしの居場所はライブハウスだなあ」といった熱狂的なコメントが多数投稿され、ライブの盛り上がりが伝わってくる。桃色ドロシーの次回ライブは4月20日・町田CLASSIXが告知されている。
さらに、ホラー作家・牧野修の作品群が若い世代に再発見されているという投稿が拡散した。「牧野修のホラーの面白さに若い世代が気づき始めている!」という投稿が共感を呼び、角川ホラー文庫から出版された『だからドロシー帰っておいで』をはじめとする複数の作品が「見つけたら即買い」と紹介された。牧野修は1958年大阪府生まれで、1992年にデビューしたホラー作家だ。
NIKKEファン、ライブ音楽ファン、ホラー小説読者という普段は交わらない3つのコミュニティが「ドロシー」という同じキーワードで同日に盛り上がるという、SNSならではの偶然の重なりが今回のトレンドを形成した。