最優秀主演男優賞
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2026年3月13日夜、第49回日本アカデミー賞授賞式が東京都内で開催され、吉沢亮が映画『国宝』で最優秀主演男優賞を受賞した。この受賞と授賞式での感動的な場面がSNSで大きな話題を呼び、「最優秀主演男優賞」がトレンド入りしている。

最大の注目を集めたのは、プレゼンターを務めた横浜流星との「国宝リレー」だ。横浜流星は前年(第48回)の最優秀主演男優賞受賞者であり、今回の授賞式では共演作『国宝』で吉沢亮が演じた主人公・立花喜久雄の生涯のライバル・俊介を演じた俳優として登壇。吉沢亮の名前を呼んでトロフィーを手渡し、ステージ上で二人が熱い抱擁を交わす場面は「国宝コンビの2ショット」として歓声を呼んだ。吉沢亮は受賞スピーチで「彼がいなかったら僕自身も喜久雄になれなかった」「本当に偉大な存在でした」と横浜流星への感謝を語った。

映画『国宝』は2025年6月6日公開、李相日監督作品。吉沢亮が任侠の家に生まれながら女形の才能を見出され歌舞伎の世界へ飛び込み芸を極めていく主人公を熱演し、舞台シーンも吹き替えなしで演じ切ったことが高く評価された。今回の授賞式では最多10部門受賞(最優秀作品賞含む)を達成。興行収入は105億円以上を突破し邦画実写歴代3位を記録、第78回カンヌ国際映画祭監督週間部門への選出・約6分間のスタンディングオベーション、第99回キネマ旬報ベスト・テン主演男優賞、第80回毎日映画コンクール主演俳優賞と、国内外の主要映画賞を総なめにしてきた。

今回の最優秀主演男優賞は吉沢亮にとって初受賞。優秀主演男優賞の候補には妻夫木聡、長塚京三、松村北斗(SixTONES)、山田裕貴も名を連ねていたが、候補の山田裕貴自身が「国宝じゃなくて俺が呼ばれたらおかしいだろ」と語るほど、業界内でも吉沢亮の受賞は既定路線と見られていた。SNS上では「芸の道を生きる自分を見つめ直す機会になった」という受賞スピーチの言葉も広く引用されている。