夕凪の記事を書いたのはシマケンだった、りんが激怒する転機の回
6月8日放送のNHK朝ドラ『風、薫る』第51回で、佐野晶哉演じるシマケン(島田健次郎)が、女郎・夕凪(村上穂乃佳)の境遇を廃娼運動の記事として独断で新聞に掲載していたことが明かされた。記事が原因で夕凪がさらにひどい状況に陥るのではと案じた主人公・りん(見上愛)が、シマケンに怒りをぶつける展開となる。
夕凪のことを新聞に書いたのはシマケンでした。このことで夕凪がもっとひどいことになるかもしれないとりんは怒り……
報道各社も「記事を書いたのはシマケン」「やらかした?」「切ないシマケン…」と一斉に取り上げ、物語の転機として注目を集めた。
なぜ今シマケンが話題なのか――謎めいた青年が物語の中核へ
シマケンこと島田健次郎は、新語・外国語に造詣が深く小説家志望の活字工という風変わりなキャラクター。登場以来「クセが強い」「謎の青年」として描かれ、りんの良き相談相手として注目されてきた。今回、初めて自らの意志でペンを走らせ、社会への発信という形で物語を動かしたことが、視聴者に「ここから伏線回収が始まる」と受け止められている。
演じる佐野晶哉はAぇ!group(STARTO ENTERTAINMENT所属)のメンバーで、本作が朝ドラ初出演。アイドルファン層からの注目も加わり、廃娼記事という重い展開と相まってSNSでの話題が一気に加速した。
「どちらの言い分も正しい」すれ違いへの共感と脚本への賛否
最も多かったのは、夕凪を助けたいという根底の思いは同じでもアプローチが異なる、りんとシマケンの「すれ違い」への共感だ。
助けたい、現状を変えたいという思いは一緒なのだが、どうにもすれ違う。りんちゃんとシマケンそしてシマケンを庇う卯三郎さんの気持ちも分かるんだよなぁ
「りんの言い分もシマケンの言い分もどちらにも正となる部分はある」「心身ともに看護して、社会で守っていく。まさに社会福祉」と、個人の直接ケアと社会への発信という対立軸での考察も広がった。
一方で「唐突に『文字には力がある』って言われてもねぇ」「このドラマにシマケンさん必要?」と展開の唐突さや時系列の整合性を疑問視する声も。賛否が入り混じる複雑な反応となっている。
翌9日第52回――同情論の広がりと権田の強硬連れ戻し
翌6月9日放送の第52回では、シマケンの記事をきっかけに夕凪への同情論が広がる一方、女郎主・権田が強硬に夕凪を連れ戻そうと病院に押しかける展開が予告されている。直美(上坂樹里)とりんがこれに対抗する機転を見せるという。
SNSでは「記事がきっかけでいい方向にいくのわかっててもりんとシマケンのシーンはハラハラしちゃう」「自分の就職も不意にしかねない中で夕凪を助けたいりんと、自分の文才でりんを助けたいシマケン。どう転がっていくんだろ」と、二人の関係性の行方にも関心が集まっている。
#風薫る 夕凪さんの看護して幸せになってほしいりんたちと、 社会に知ってもらうことで社会で守ろうとしてるシマケンや卯三郎さん 両方必要なんだよな。心身ともに看護して、社会で守っていく。まさに社会福祉
(自覚はないけど)仮にも好きな人にあんな顔されても自分のしたことに後悔して無さそうなのってマジで強いな、シマケン、知れば知るほど味濃い人間